17 2017

オークス馬ヌーヴォレコルト引退について 名馬回顧

ヌーヴォレコルトが引退するようです。

ロードカナロアとの交配が決定とのこと、生まれる子が楽しみですね。

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現役成績
優駿牝馬G1 ローズステークスG2 中山記念G2 レッドカーペットH G3

獲得賞金4億5千万超

なんというか成績だけ見るとなかなか凄いんですが、そこまで強いイメージがないんですよね。

イン付きの岩田騎手と手が合う感じでした。

ハーツクライ サンデーサイレンス
            アイリッシュダンス
オメガスピリット スピニングワールド
           ファーガーズプロスペクト

ハーツクライにはトニービンが入るせいか、基本的には晩成型で、ジャスタウェイのように古馬になって馬が変わってくるケースが目に付きます。母オメガスピリットは Northern Dancer 3×4を持ち、なおかつ Danzig と Mr.Prospector を併せ持っています。このあたりが早期の成長をうながし、オークス制覇を可能にした鍵でしょう。

ダービー馬ワンアンドオンリーも、母ヴァーチュが Northern Dancer 5×3を持ち、なおかつ Danzig と Mr.Prospector を併せ持っているので、ヌーヴォレコルトと配合構成が酷似していますとのこと 栗山求氏

2013年10月19日新馬戦東京芝1600
これだけの成績の馬ですが、新馬は4着です。

2戦目は11月9日 2歳未勝利 東京芝1600で1番人気に押され2着に0.4秒をつけて勝利しました。

3戦目は中京芝1600のこうやまき賞 2番人気で1着でした。


4戦目には、桜花賞の出走権を求めてチューリップ賞に出走します。 しかしここにはハープスターという化け物が出走していました。

このレースの1番人気はハープスターでした。

新潟2歳Sでは後の皐月賞馬イスラボニータを上り32.5の脚で差し切り、阪神JFも上がり最速の脚で2着までに来た馬です。

このレースで、ヌーヴォレコルトは4番人気でした。結果はハープスターに0.4秒差離され2着
ハープスターの強さが際立ったレースでした。
このレースの3着は後にマーメイドSを勝つことになるリラヴァティでした。


チューリップ賞2着ということで、桜花賞の出走権を獲得したヌーヴォレコルトでした。
この桜花賞ちょっとメンバーが豪華でした。今になって考えれば
1番人気は、チューリップ賞を豪脚で1着を取ったハープスターでした。
2番人気は阪神JFを制したレッドリヴェール
3番人気は阪神JFで差のない3着にきたフォーエバモア 後にクイーンカップを勝ちます。
4番人気は短距離と言えばこの馬ベルカントでした。 小倉2歳こそホウライアキコに負けはしましたが、ファンタジーSを制しての参戦でした。後にフィリーズレビューG2制覇 アイビスサマーダッシュG3連覇 北九州記念制覇を成し遂げます。
5番人気はヌーヴォレコルト チューリップ賞で2着に来たことを評価されたんでしょう。
6番人気は、ホウライアキコ 小倉2歳S、ディリー杯2歳Sを制した実力馬でしたが、阪神JFで負けてから人気を落としました。
7番人気は、レーヴデトワール この時成績は微妙でしたが、後に重賞となる紫苑S(当時OP)でショウナンパンドラを下しました。
9番人気はマーブルカテドラル アルテミスSG3の勝ち馬
10番人気は、リラヴァティ フェアリーステークスもチューリップ賞も3着でした。
12番人気は後のG1馬 コーリンベリーでした。ダートを3連勝して望むも惨敗 JBCスプリントG1 かきつばた記念G3 東京スプリントG3を制します。
レース自体は逃げ馬を追いかけてのヨーイドンで2番手の先行勢が壊滅する中、最後方にいたハープスターが異次元の脚で全頭ごぼう抜き
12番手にいたヌーヴォレコルトも頑張りましたが、3着


桜花賞3着だったヌーヴォレコルトは、優駿牝馬の優先出走権を獲得し、これに出走しました。
優駿牝馬の出走メンバーは、桜花賞のメンバーがそれなりに入れ替わった感じです。
1番人気はもちろんハープスターでした。 桜花賞であれだけのパフォーマンスを見せたのなら当然の支持でした。
2番人気はヌーヴォレコルト なんだかんだ堅実に走っている上に、レッドリヴェールもいないことが理由でしょう
3番人気は、バウンスシャッセ フラワーカップG3を勝って、皐月賞に参戦しましたが惨敗、牝馬路線に戻してきました。
後に、中山牝馬ステークスG3、愛知杯を制します。
4番人気はサングレアル フローラSG2を制して、優先出走権を手にして参戦しました。
函館2歳Sの覇者クリスマスや後にダービー卿チャレンジカップやターコイズSを制覇するマジックタイムも出走していました。
ヌーヴォレコルトは中段に待機する形、ハープスターはもちろん後方待機でした。 3着にきたバウンスシャッセも中段待機
逃げたペイシャフェリスは直線でいっぱいとなり、後方勢が襲い掛かりました。 直線で抜けたヌーヴォレコルトが位置取りの差で制したレースですね。
このレースの後ハープスターと再戦することはありませんでした。


優駿牝馬を制したヌーヴォレコルトは、次走を秋華賞トライアルローズSG2に照準を当てました。
優駿牝馬を制したのにも関わらず、1番人気は阪神JF馬で桜花賞2着のレッドリヴェールでした。
2番人気はヌーヴォレコルト
このレース3連単配当が75万円を超えるほどの大波乱でした。
未勝利勝ちのみの馬タガノエトワール15番人気の馬が2着に入りました。
3着は9番人気のリラヴァティ 桜花賞は9着と敗れましたが、重賞は3着2回と粘ってはいました。
このレースはヌーヴォレコルトは先行勢の中で競馬をしました。
逃げたリラヴァティが3着に逃げ粘っているので、先行勢有利の展開でした。

ローズSを勝ったヌーヴォレコルトは牝馬三冠最終戦秋華賞に挑みました。
このレースの1番人気はヌーヴォレコルトでした
2番人気はレッドリヴェール
3番人気は、ショウナンパンドラでした。OP勝ちこそないものの2着は2回と良いレースは見せていました。 後にジャパンカップを制します。
ヌーヴォレコルトはまさかの2着敗戦 中団後方の競馬がショウナンパンドラとの位置取りの差になってしまいました。
先行勢は壊滅する中、ショウナンパンドラがそのまま直線で押し切って勝ちました。


牝馬三冠をなかなかの成績で戦い抜いたヌーヴォレコルトは、エリザベス女王杯に1番人気として出走しました。
しかしながら、このレースもおしい負けでした。勝ったのは3番人気のラキシスでした。 前年の2着馬が実力を発揮して見せました。
このレースには、前年のエリザベス女王杯覇者メイショウマンボ、マーメイドSや府中牝馬Sを制したディアデレマドレ
中山牝馬ステークス、愛知杯を制したフーラブライド、後にクイーンSを制するキャトルフィーユ
秋華賞馬ショウナンパンドラ、阪神牝馬Sを2勝したスマートレイアー、ヴィクトリアマイルを2勝したヴィルシーナ
ヴィクトリアマイルを制した経験のあるホエーエルキャプチャなどが参戦しました。
このレースはサンシャインが逃げを打ちますが、ヌーヴォレコルトは4番手で先行待機、勝ち馬のラキシスは中団で待機していました。
直線で内から抜け出したヌーヴォレコルトが戦闘に立ち押し切りを図りますが、その後方にいたラキシスがややうちめからヌーヴォレコルトを強襲、初G1制覇となりました。
ヌーヴォレコルトは2着でした。


ヌーヴォレコルトは年明け初戦を中山記念に照準を定めました。
このレース牝馬が勝つ事が稀なレースです。このレースは皐月賞馬ロゴタイプ、イスラボニータ
富士S勝ち馬ステファノス、毎日杯勝ち馬マイネルフロストが参戦していました。 他にもファルコンS勝ち馬タガノグランパ
青葉賞勝馬ヒラボクディープ、おととしの中山記念を制したナカヤマナイトなどもいました。
タイキパーシヴァルが逃げを打ちスローペースでレースは進みました。ヌーヴォレコルトは絶好のスタートから少し抑えて3番手で控えました。
ロゴタイプは2番手で先行しました。
4コーナではイスラボニータが並びかけ、ロゴタイプが先頭に立ちますが、岩田騎手の強烈つなイン付きが決まり、ハナさヌーヴォレコルトが勝ちました。牝馬がこのレースに勝つことは24年ぶりのことでした。


中山記念を制したヌーヴォレコルトはヴィクトリアマイルに駒を進めます。もちろん1番人気です。
しかしこのレースとんでもない大波乱がおきます。
三連単 5 → 7 → 18 20,705,810 4140
5番人気 ストレイトガール 7番人気ケイアイエレガント 18番人気ミナレット
殿人気のミナレットの大逃げがさく裂しました。 逃げながらハイペースで逃げたミナレットに対して、ほとんどの馬が後方だったので先行勢のいったいったで決まるかと思いきや、ストレイトガールがすごい脚で差し切りました。
ストレイトガールは前年3着でしたからね。 後に連覇します。
2着のケイアイエレガントは、京都牝馬Sと福島牝馬Sを勝っています。


この後宝塚記念5着を挟んで、産経賞オールカマーに出走しました。
もちろん1番人気でしたが、このレースショウナンパンドラに負けました。
3着のミトラは福島記念勝ち、後に金鯱賞も勝ちます。
マイネルミラノが逃げを打ち、ロゴタイプがそれを追いかける展開
5番手にいたヌーヴォレコルトとミトラを、ショウナンパンドラが後ろから差し切りました。


そして香港Cに出走しました。しかしまたも残念ながら2着 これがG1だと最後の連対になりました。
このレースはエイシンヒカリがとても強いレースをしての勝利でした。
【武 豊騎手(エイシンヒカリ号騎乗)のコメント】
「馬のコンディションはすごくよかったので、いいレースができると思っていました。迷いなく逃げたかったのでこれは作戦通りにいけました。道中いきたがっていたところもありますが、ギリギリ我慢できて暴走せず良かったです。直線に入って加速し、残り100mで勝利を確信しました。やっと勝てたレースですし、先代オーナーが香港競馬に情熱を持っていたので勝利できてよかったです。」


産経大阪杯やクイーンエリザベス2世カップを6着
札幌記念4着と精彩を欠きました。この後アメリカにわたりBCフィリーメアリーターフに出走しますが、11着
レッドカーペットH(G3)に出走し、なんとか勝利をあげましたこれが最後の勝利となりました。
格下の馬相手になんとか勝利したので、これは衰えたかなという感じでした。


その後香港ヴァーズは4着、中山記念は7着、最後のレースとなった金鯱賞は10着でした。
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ヌーヴォレコルト 名馬回顧

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